明治さんとあさ子さんの発言まとめ

楽しい毎日を日記で綴ります!

リラックス難しい

三日坊主なのはいつものことなのでせめて三日は続けようということでこの日記を書かせていただいてます。よって特に書きたいこともなし、淡々とすっきりしない胸の内をそのまま書かせてもらおうと思います。

 

後頭部を締め付けられるような頭痛に苛まれている最近。今日は特に酷くて本当に迷惑だ。パソコンやネット会議中の照明が相当悪さをしていそう。またはiphoneの画面ややめられない喫煙が悪いのかもしれない。

 

僕は昔からリラックスをするのが苦手だ。例えば採血をするときなんかは「ラクにしてくださいねー」と看護師さんに言われるんだけどその仕方がわからず採血が中々進まない。騒音がするとおしっこ出ないし、ヨガのリラックスできる(らしい)姿勢で筋肉痛になったこともある。力を抜く力が大きすぎる。大きな壁の上に脈々と広がった木の根が、空間が広がることを許さないのだ。

楽しい会食なんてもってのほかだ。誰がどれだけ食べたのか、食べている同じ口でどう話せというのか、そんな事に考えを巡らせているうちに疲れてきて、いつ終わるのか、誰が終わらせるのか、誰が引き伸ばすのか、頭の中で大論争が繰り広げられている。

 

頭の中でレンブラントの絵に出てきそうな構図だ。ヒラヒラした服を着た男たちが、真っ暗な中で強烈なライトを浴び、解散時間を予測しては指をさしあってお互いの誤算を指摘しあっている。彼らの強烈なエネルギーが僕の頭を内側から押し出し、崩れそうな部屋の壁を木の根が掴んで離さない。

リラックスなんてできるものか。

 

どんな場面でも議題が変わるだけで、この人たちは誰も帰ろうとはしない。横になって"ラクな姿勢"をしようとした所でやはりそれは同じで、例えばそんな時はこの姿勢は果たしてラクなのか、横向きがいいか、枕はどうだ、いや呼吸法だと罵り合っている。

 

僕はその絵画を見ている人なのか、それともその絵画の中の誰かなのかはわからない。

なんでもいいけどこの全員がある程度のレベルまで納得した時が、きっと僕がリラックスできる時である。

 

この人たち、それぞれ行きたいところがあるんだろうか。その場所に連れて行ったら一人ずつ離脱していって最後に僕一人が残るんだろうか。

 

 別に前からこうだったわけじゃない。いつだか覚えてないけど、一人で過ごす時間が楽しかった時が絶対に僕にもあったはずだ。その時の感覚を思い出したくて、今は文章を書いている。

 

今にも皿がフリスビーのように投げ飛ばされそうな食卓で、その人は言葉を探している。その場にいる誰のためでもなく、自身に向けて。その人の声を聞いてあげたい。その人には、一番手前で机に片手をつきもう片方の手で人差し指を伸ばしている男すら黙らせるだけの必殺の一文を作り出せる力がある。